チェロ橋本講師のアルバムが、レコード芸術誌「特選」に選ばれました

1月に発売された、橋本講師のアルバム「ヒナステラ&ピアソラ」が、レコード芸術誌の「特選」に選ばれました。

非常に素晴らしいレビューをいただいたので、一部ご紹介します。

「最初のピアソラの有名な《ル・グラン・タンゴ》からして、単にクラシックの演奏家がアンコール・ピースとして演奏するような次元とは異なる、表出的な表現に満ちた音楽が聴き手に強烈なパンチを食らわせる。(中略) ヒナステラの《5つのアルゼンチン民謡》やヴィラ=ロボスの《黒鳥の歌》に聴かせる、彼の歌心豊かな演奏や音楽を活かしきる音楽性や技術にも目を見張るものがある。これはこの世界を堪能できる素晴らしいアルバムである」 
 中村孝義氏

「彼は(ヒナステラのソナタでも)他の曲と同様に旋律の歌をふくらませすぎずにすっきりと仕上げる一方で、強奏では激しくきつい発音に終始することなく、各音域の音色を明確に対比させ、音楽に立体的な奥行きを与えつつ弾き進めていく。特殊奏法がびっしりと詰め込まれた第3楽章もこともなげに弾きこなして見事であるし、終楽章のグルーヴ感も忘れがたい印象を与えてくれる」 
相場ひろ氏


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